スタッフコラム

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こんにちは。季節が移り変わる今、四季を感じ、「日本人らしい感性」が刺激される瞬間が多い時期かと思います。

私が好きなアーティストの1人が「瞬間の気持ちや出来事を表現するのには俳句がおすすめ」と言っていました。

私は、古文が好きで高校生の時に古典や古文を専攻に扱う文学コースに進学しました。ですので、俳句の面白さや奥ゆかしさに魅せられている部分が同じだと感じ、もっとこの方を好きになりました。

俳句は、「瞬間」を切り取り表現しています。それは写真の様な「視覚的情景」だけではなく、「香」、「音」、「温度」、「感情」等、五感をすべて切り取り、5 7 5の17文字に閉じ込めた作品です。

そのため、俳句に用いられる言葉はたった一言で、その時の情景や時候、感情や音がぶわっと広がるような沢山の意味を持たせています。

日々、そういった「言葉」を探しては、楽しんでいます。

 

例えば・・・・

写真の「金魚」。これは我が家で可愛がっている金魚さんなのですが、この「金魚」は、「鳥かごの中の鳥」と同じように、「閉じ込められた美しさ」「儚い美しさ」の比喩的な言葉として使われることがあります。

「限られた美しさ」「儚い美しさ」は、日本古来の美学の中心にある「侘びさび」や「幽玄」を表現するもので、「徒桜(あだざくら)」「陽炎(かげろう)」「月下美人(げっかびじん)」

等沢山の言葉があります。もし、ご興味を持たれた方は是非、他の言葉も探してみてください°˖✧

 

ちなみに、冒頭で登場した私が好きなアーティストは、歌詞の中にこのような俳句に用いられる言葉を多く使っています。

言葉遊びがお好きなのだろうと思い、私も楽しませてもらっています。

その方が描いた詞の中に「プールに放たれた金魚」という言葉があります。

「閉じ込められた美」の象徴の「金魚」が「プールに放れる」という言葉選び。その意味を私なりにかみ砕いて味わって楽しんではいるのですが、語りだすと止まらないのでこの辺りで終わっておきます・・・・・・・・。

奥が深すぎて、もっともっと沼にはまっていきそうです・・・・・・!

 

三戸