コラム

『福祉部長のひとり言』(18)

~より良い未来へ繋がれるように~

 

あっという間に師走。

「良いお年を」との挨拶を交わすも、新型コロナウィルスオミクロン変異株次第では、年明け早々どうなることやら…。今冬は雪も多いらしい。皆様におかれましても、お身体ご自愛くださいまして…と前置きし、今回は、高槻市の話題。

 

 わが高槻市では、年の瀬迫る12月15日の市議会で「気候非常事態宣言に関する決議」がなされた。高槻市においても「気候非常事態宣言」を発令し、国際社会が求める「2050年までにCO2排出実質ゼロ」への取り組みを進めるべきとの決議だ。

 

 政府も昨年(2020年)に「温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする」方針を打ち出し、国会では両議院で気候非常事態宣言が可決・採択されており、日本国内でも90を超える自治体で発令されている。

産業や開発私たち人類だけでなく、地球の生態系全体に危機が迫っている。個人・企業・自治体など、命を守るために、生き延びるため、様々な取り組みを進めていくしかない。

 

 もう非常事態になっているから宣言が出されているということを忘れてはいけない。日本に暮らしているとあまり実感しないかもしれないが、気候変動はすでに深刻な状態になっている。ここ数年、世界の各地で森林火災が猛威を振るっているが、このままだと年々大規模化していくことになると言われている。

 

もう発火しているのだ。ボヤで終わらせることができるのか、多くの死傷者を出してしまうのかは、私たちにかかっていることを自覚し…。

 

なおかつ、希望のある、より良い未来へ繋がれるように… 「良いお年を!」

高槻地域生活支援センターオアシス
〒569-0023 大阪府高槻市松川町25-5
TEL : 072-662-8130 FAX : 072-662-8131
E-mail : genki777@juno.ocn.ne.jp

お気軽に!

ページトップへ戻る

ページトップへ戻る